あるIT研修会社の話

知り合いから聞いた、あるIT研修会社の話。

その会社のしゃちょーは、Delphiという言語に始まり、JavaC#、Kotlinなどオブジェクト歯垢言語の解説が専門だそうだ。

教科書の説明は上手いけど、現場経験は殆どない。

なので、設計工程や要件定義工程、あるいはプロジェクト管理やシステム基盤の重要性が理解できないというか、認めないそうだ。プログラム書ける人が一番エラいと思っているふしがある。

例えば、プロジェクト管理の話をするとアジャイルにすれば解決する、システム基盤はクラウドにすれば、問題無いとそれで話を打ち切ってしまうそうだ。

だから、基盤系のエンジニアが入社してきても彼のキャリアなんて全然尊重してないとか。

それにかなり独善的で前日言ったことと全く正反対のことを翌日言っても全然悪びれないんだそうだ。

それで、社員20数名だったところが、数年で大部分辞めてしまうそうだ。新しく採用しても半年くらいで辞めてしまうんだとか。

 

そして、もう一人モンスターみたいな子分がいるらしい。

しゃちょーや力のありそうな講師にはペコペコと取り入って、自分は大したスキルも経歴も無いのに、他の講師が自分より経歴・スキルが弱いと知ると傲慢な態度で威圧するんだとか・・・。「あなた、そんなことでどうすんですか!!!」

まさしくパワハラ。他社講師でもお構いなし。

最近はオンライン研修が殆どだけど、マイクをオフラインにしているとき、特定の受講生を名指しでメチャクチャディスるんだとか。

それでいて受講生からの評価をやたらに気にしていて、受講者評価平均4以上もらったとか一緒に仕事する講師にいつも自慢しているんだそうだ。

そういう自分は 英単語をreplace(リップラス)、result(リズルト)、日本語だって、加算(かざん)と呼んだり、いったいどこで教育受けてきたんだ?というレベルらしい。

おまけに講義の担当最終日にはキャバクラに行くことにしているとか、受講生に語ってしまったこともあるとか。

他社の講師が、「社会人・講師以前に人としてどうかねぇ~。ここの会社の講師は質が落ちたねぇ~」と噂しているところを知りあいは偶然聞いてしまった。

しゃちょーさんにも伝わっているらしいが、しゃちょーも前述の通りだし、取り入るのが上手い上にしゃちょーが大好きなプログラミング言語講師なので重用されているようだ。

 

この話を聞いて背筋が寒くなった。

研修講座探すときは、この会社だけは避けようと思った。